2017年5月15日月曜日

国民保養温泉地指定式 〜全国温泉地サミットにて〜

静岡の温泉、濃い温泉の梅ヶ島温泉です。


環境省より、梅ヶ島温泉郷が「国民保養温泉地」に指定され、きょうは東京で開催されている「全国温泉地サミット」の中で指定式が行われ、環境副大臣より、静岡市の副市長に指定証が授与されました。

「梅ヶ島温泉郷」というのは、ここ梅ヶ島温泉うめがしまおんせんと、新田しんでん温泉、金山きんざん温泉、コンヤ温泉を総称したものです。

静岡県では、伊豆の国市と函南町にまたがる畑毛温泉に次ぐ指定となりました。

きょうの指定式では、秋田県大館市の大館おおだてぐるみ温泉郷と、岡山県美作みまさか市の湯郷ゆのごう温泉が、梅ヶ島温泉といっしょに指定されました。

今回までで、全国で97か所が指定されているそうです。

以下、環境省のウェブサイト『国民保養温泉地』から引用させていただきます。

国民保養温泉地とは、温泉の公共的利用増進のため、温泉利用の効果が十分期待され、かつ、健全な保養地として活用される温泉地を「温泉法」に基づき、環境大臣が指定するものです。

国民保養温泉地の選定は、概ね以下の基準によって行われており、昭和29年から指定が始まりました。平成28年6月末現在では、全国で94箇所が指定されています。

[1] 温泉の効能、ゆう出量及び温度に関する条件
ア 泉効が顕著であること。
イ ゆう出量が豊富であること。
ウ 利用上適当な温度を有すること。

[2] 温泉地の環境に関する条件
ア 環境衛生的条件が良好であること。
イ 附近一帯の景観が佳良であること。
ウ 温泉気候学的に休養地として適していること。
エ 適切な医療施設及び休養施設を有するか又は将来施設し得ること。
オ 医学的立場から適正な温泉利用、健康管理について指導を行う顧問医が設置されていること。
カ 交通が比較的便利であるか又は便利になる可能性のあること。
キ 災害に対し安全であること。