先日ご紹介した大谷崩ですが、県道29号「梅ヶ島街道」から大谷川に沿って上る林道があって、その終点が「扇の要」と呼ばれるところ。駐車スペースや、少し歩くと幸田文の随筆『崩れる』の石碑などがあり、大谷嶺を望むことができます。
バスなどの公共交通機関はありませんので、自家用車などで行くことになりますが、最近はまた林道の舗装もきれいになって通りやすくなっています。ただ、道幅は狭くカーブミラーも限られていますので、見通しの悪いところは注意して走行してください。
標高約1200メートルの扇の要には安倍川砂防事業を紹介するパネルもあります。
梅ヶ島温泉から標高約1400メートルの安倍峠に向かう林道「豊岡梅ヶ島線」が昨年10月の台風以来ずっと通行できなくなっていますので、自動車で行ける標高の高いところとしては、標高約1000メートルの梅ヶ島温泉と、現在のところはこのあたりということになりそうですね。