安倍の大滝遊歩道は現在通行止めですが、工事の進捗があったらまたここでお知らせしたいと思います。
行けないので、大正2年の『梅ヶ島村史』より、豆知識です。
瀧
新田より北方三河内川を上ること三拾町餘(約3.5キロメートル)其分流を右折して五町(約550メートル)にあり水源安倍峠下より発し右曲左折せること里許碧潭變して断崖に懸り水簾となるもの称して大瀧といふ高さ三百七拾五尺(約113.6メートル)幅拾弐尺餘(約4メートル)匹時水勢強く飛沫霧を生じ眞に美観を極む。
このように、今から100年以上前に書かれたものを見る限りは、昔の安倍の大滝は今よりも落差が大きかったということのようです。今は約80メートルぐらいといわれていますので、30メートルぐらい低くなったということになるんでしょうか。
駿河大滝とも呼ばれる駿河随一の大きな滝で、静岡県では白糸の滝、浄蓮の滝とともに「日本の滝百選」にも選ばれているのが、梅ヶ島温泉からも歩いて行ける安倍の大滝です。
遊歩道の復旧が待たれます。