静岡新聞朝刊 2015/04/14
先日、静岡市清水区で静岡市消防団の新人団員任命式が行われました。
梅ヶ島地域を担当する第33分団には、温泉地域からは新たに4名の団員が入団しました(若者全員、私含む)。
当日は午前中は任命式典と講習、午後は安倍川の河川敷に場所を移して隊列の組み方等の基礎訓練と、ポンプ車等の器具の使用方法の説明を受けました。
特に梅ヶ島のような僻地では、こういった自衛消防団が重要になってきます。もし火災が発生してしまった場合、すぐに通報できたとしても市街地から駆けつけてくれる消防車を待っていたのでは1時間程度火災を放置してしまうことになります。すぐに消火に当たることができる地元の消防団は不可欠な存在です(実際に過去に我が家が非常に助けられた経験があります。消防団の皆さんと地域の皆さんの協力がなければ現在の生活はできていなかったかも知れません)。
とは言え、まだ実戦向きの訓練はこの日の器具の説明を受けただけなので、もし今実際に出動となってもほぼ素人の足手まといになってしまいます。
もしもの時のために覚える事は早めに覚えておきたいですね。当日の訓練もせっかくやるならもっと現場で使えるような内容を習いたかったなと少し思いました。確かに規律も重要だとは思いますが…。職業として消防団員になるわけでもないし、ましてや趣味や娯楽や憧れで入るわけでもないので、実際に火災があった時に本当に役に立てるような知識や技術をできるだけ優先して教えてもらえたらよかったのになと感じた新米でした。すみません大人しく訓練に励みます。